精選版 日本国語大辞典 「厭に栄ゆ」の意味・読み・例文・類語
いとう【厭】 に 栄(は)ゆ
- いやだと思えば思うほど、かえってその物事が盛んになる。
- [初出の実例]「あやしくもいとふにはゆる心かないかにしてかは思ひやむべき〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋二・六〇八)
- 「いとふにはえてのび侍る命のつらく」(出典:源氏物語(1001‐14頃)早蕨)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...