厳めい(読み)いかめい

精選版 日本国語大辞典 「厳めい」の意味・読み・例文・類語

いかめ・い【厳】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 形容詞「いかめし」の変化したもので、室町時代の語 ) =いかめしい(厳)
    1. [初出の実例]「受講之人を置た事はいかめい費があるぞ」(出典:百丈清規抄(1462)二)
    2. 「蒼鱗は松の皮ぞ。ああいかめい松かなぞ」(出典:四河入海(17C前)二)

厳めいの語誌

シク活用「いかめし」が規範的な基本形式であるのに対して、イカメイは室町期の抄物に数多く見える臨時的な口頭形式であり、二形式の共存は意味的対立というよりも位相的対立であるととらえるべきであろう。→「いかめ(厳)」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む