最新 地学事典 「参照強度比法」の解説
さんしょうきょうどひほう
参照強度比法
Reference Intensity Ratio method
X線回折法における定量分析の一つ。RIR法とも。被検成分の最強線の積分強度とPDFデータベースに記載されているRIR値を用いて,簡易的に定量値を算出する方法。RIR値は対象の結晶相にコランダム(α-Al2O3)を等量混合した際の強度比として表した値であり,これを用いて吸収補正をする。検量線を作成することなく定量値を算出でき,試料調製や測定の煩雑さのない分析が可能。正確に定量値が報告されている場合もあるが,RIR値が掲載されていない鉱物も多数あり利用が制限される。
執筆者:上原 誠一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

