出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…種類によっては一つの殻に大棘(だいきよく),中棘,小棘の3種のとげをもつものもある。 とげの間には叉棘(さきよく)という先端がくちばし状になった小さいとげがあり,体表に付着した異物を取り除くとか,小動物をとらえるとか防御に役だて,なかには毒腺の袋をもっているものもある。骨板の小孔からは管足が体外に突出する。…
…骨板間にすきまがあることによって腕を自由にまげて運動することができる。体の表面には骨板の上にある短いとげが多数つきだし,このほかにはさみとげ(叉棘(さきよく))が散在する。はさみとげは細い柄の上に3個の強いつめをもち,これで皮膚を清潔にしたり,保護する働きをしている。…
※「叉棘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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