友無千鳥(読み)ともなしちどり

精選版 日本国語大辞典 「友無千鳥」の意味・読み・例文・類語

ともなし‐ちどり【友無千鳥】

  1. 〘 名詞 〙 群をはなれた一羽だけの千鳥。比喩的に、ひとりぼっちの意にもいう。
    1. [初出の実例]「ひさぎおふるきよきかはらに月さえてともなし千鳥ひとり鳴くなり」(出典:神宮文庫本林葉集(1178)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android