双子塚(読み)フタゴヅカ

デジタル大辞泉 「双子塚」の意味・読み・例文・類語

ふたご‐づか【双子塚】

前方後円墳前方部が後円部に匹敵するほど高く大きいものの呼称関東地方に多い。

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精選版 日本国語大辞典 「双子塚」の意味・読み・例文・類語

ふたご‐づか【双子塚・二子塚】

  1. 〘 名詞 〙 古墳の墳形の一つ。円墳が二基連接したもの。瓢形墳あるいはひさご墳とも呼ばれる。双円墳前部の大きい前方後円墳をさしていうこともある。

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世界大百科事典(旧版)内の双子塚の言及

【二子山古墳】より

…前方後円墳の形は,しだいに前方部を大きくつくるように変化して,5世紀後半ごろには,ついに2丘を並置した外観を示すにいたった。後世,それにたいして,二子山,二子塚,双子(ふたご)塚などの名称をあたえる風潮が生まれた。なかでも,二子山と呼ぶ古墳が関東地方にとくに多いのは,命名法の地域差によるものである。…

※「双子塚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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