双子塚(読み)フタゴヅカ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「双子塚」の意味・読み・例文・類語

ふたご‐づか【双子塚・二子塚】

  1. 〘 名詞 〙 古墳の墳形の一つ。円墳が二基連接したもの。瓢形墳あるいはひさご墳とも呼ばれる。双円墳前部の大きい前方後円墳をさしていうこともある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の双子塚の言及

【二子山古墳】より

…前方後円墳の形は,しだいに前方部を大きくつくるように変化して,5世紀後半ごろには,ついに2丘を並置した外観を示すにいたった。後世,それにたいして,二子山,二子塚,双子(ふたご)塚などの名称をあたえる風潮が生まれた。なかでも,二子山と呼ぶ古墳が関東地方にとくに多いのは,命名法の地域差によるものである。…

※「双子塚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む