反を打つ(読み)そりをうつ

精選版 日本国語大辞典 「反を打つ」の意味・読み・例文・類語

そり【反】 を 打(う)

  1. 太刀の刃を下にして、鞘尻(さやじり)を高くそりかえし、すぐ抜けるように身構える。
    1. [初出の実例]「両人はらりと取廻し、余すまじきと反(ソリ)を打つ」(出典浄瑠璃賢女の手習并新暦(1685)三)
  2. そりかえらせる。そったように曲げる。
    1. [初出の実例]「口べにの時くちびるにそりをうち」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻八上)
  3. さかねじをくわせる。反抗する。
    1. [初出の実例]「一一人に反(ソリ)を打ちやアがる」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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