デジタル大辞泉
「西洋道中膝栗毛」の意味・読み・例文・類語
せいようどうちゅうひざくりげ〔セイヤウダウチユウひざくりげ〕【西洋道中膝栗毛】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せいようどうちゅうひざくりげセイヤウダウチュウひざくりげ【西洋道中膝栗毛】
- 滑稽小説。一五編三〇冊。仮名垣魯文作。一二~一五編は総生寛(ふそうかん)作。明治三~九年(一八七〇‐七六)成立。内容、形式ともに十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を模する。初代の孫の彌次郎兵衛、北八が横浜の商人の供をしてロンドンの博覧会見物に行く滑稽な道中記。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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西洋道中膝栗毛
〔富本, 竹本〕
せいよう どうちゅうひざくりげ
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の西洋道中膝栗毛の言及
【仮名垣魯文】より
…花笠文京の門に入り,《滑稽富士詣》(1860‐61)で認められ,戯作者としての地位を得る。明治維新後は《西洋道中膝栗毛》(1870‐76)で十返舎一九の作品を下敷きに,世界各国の地理風俗を俗解するという名目のもとに,風俗習慣の異なる外国での主人公たちの失敗譚を中心とする滑稽を描いて,評判となる。ついで文明開化期の世相をとらえた《[安愚楽鍋](あぐらなべ)》(1871‐72)で話題をよぶ。…
※「西洋道中膝栗毛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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