法則の辞典 「反応定温式」の解説 反応定温式【reaction isotherm】 定温平衡式*に同じ.温度一定条件下で平衡に達している系の各成分の濃度の関係を表した式.質量作用の法則*でもある.平衡の式を νAA+νBB+… &lrarrow; νXX+νYY+… と表すと,それに対応する圧平衡定数 Kc は次の式で与えられる.これが,定温平衡式である. なお系がすべて気体からなっている場合には,濃度の代わりに分圧を用いて,次のように圧平衡定数 Kp を求めたほうが便利である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報