取集(読み)とりあつめる

精選版 日本国語大辞典 「取集」の意味・読み・例文・類語

とり‐あつ・める【取集】

〘他マ下一〙 とりあつ・む 〘他マ下二〙 一つにあつめまとめる。残らず集める。寄せ集める。
※宇津保(970‐999頃)忠こそ「その御文どもを、沈の箱ひとよろひにとりあつめて入れて」
浮世草子好色五人女(1686)四「さてもさても取集(アツメ)たる恋や、哀や」

とり‐あつめ【取集】

〘名〙 とりあつめること。収集すること。一つに集合させること。
※颶風新話(航海夜話)(1857)二下「役所から其取集めが出来ぬものか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android