精選版 日本国語大辞典 「口が酸くなる」の意味・読み・例文・類語
くち【口】 が 酸(す・すっぱ)くなる
- 同じ事を何度も繰り返して言うさま。いやになる程たびたび同じ事を言うさま。口を酸(す)くする。
- [初出の実例]「かしましふ、かえれかえれと口のすうなるに」(出典:中興禅林風月集抄(1550頃))
- 「御機嫌伺ひにお出でお出でと口を酸ぱくなるほど言っても」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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