口に掛かる(読み)くちにかかる

精選版 日本国語大辞典 「口に掛かる」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 に 掛(か)かる

  1. うわさされる。話の種となる。口の端(は)にかかる。口に上(のぼ)る。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. 口にうまくのる。語るのに適合する。
    1. [初出の実例]「浄るりはもと音曲なれば、語る処の長短は節にあり。然(しか)るを作者より字くばりをきっしりと詰過れば、かへって口にかからぬ事有物也」(出典難波土産(1738)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android