口の端に掛ける(読み)クチノハニカケル

デジタル大辞泉 「口の端に掛ける」の意味・読み・例文・類語

くち・ける

評判にする。

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精選版 日本国語大辞典 「口の端に掛ける」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 の 端(は)に掛(か)ける

  1. 言葉のはしばしに出して言う。話の種にする。うわさをする。口に掛ける。
    1. [初出の実例]「ある所に宮つかへし侍ける女の、あだ名たちけるがもとより、をのれが上はそこになんくちのはにかけていはるなる」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑二・一一七九・詞書)

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