口を開ける(読み)くちをあける

精選版 日本国語大辞典 「口を開ける」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を 開(あ)ける

入れ物のふたをはずす。開封する。
言国卿記‐文明一〇年(1478)一一月八日「手作の酒口をあけ各に酒あり。予のむ也」
② ものを言う。口をきく。隠していたことなどをしゃべる。
※宇治拾遺(1221頃)一〇「をのが主は、我口によりて人にてもおはするは知らぬか。わがくちあけては、をのが主は人にてはありなんや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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