手作(読み)テサク

精選版 日本国語大辞典 「手作」の意味・読み・例文・類語

て‐さく【手作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手ずから作ること。手づくり。手製。〔易林本節用集(1597)〕
    1. [初出の実例]「打水は手作の雨よ夏の暮」(出典:雑俳・菊丈評万句合(1757))
  3. 自分の手で耕作すること。また、その田畑
    1. [初出の実例]「杜が東屯に手作(サク)をして山(せん)水をしてわれと耕たぞ」(出典:玉塵抄(1563)三一)

た‐づくり【手作】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たつくり」とも ) 手で作ること。てづくり。特に、手織りの布。
    1. [初出の実例]「かの調布(タツクリ)さらす玉川の、外形山の麓には」(出典:洒落本傾城買指南所(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む