口峡炎(読み)コウキョウエン

デジタル大辞泉 「口峡炎」の意味・読み・例文・類語

こうきょう‐えん〔コウケフ‐〕【口峡炎】

軟口蓋扁桃腺へんとうせんなどに起こる急性炎症アンギーナ

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精選版 日本国語大辞典 「口峡炎」の意味・読み・例文・類語

こうきょう‐えんコウケフ‥【口峡炎】

  1. 〘 名詞 〙 口腔と中咽頭との境界部の炎症。〔医語類聚(1872)〕

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世界大百科事典(旧版)内の口峡炎の言及

【アンギーナ】より

…起因菌は溶血性連鎖球菌やブドウ球菌が多い。元来アンギーナとは口峡炎のことをさす。口峡は咽門とも呼ばれ,口腔から中咽頭に移行する狭くなった部分のことであり,のどの炎症ではれるといっそう狭くなるので,アンギーナの語はもっぱら扁桃を中心とした咽頭炎に使われてきたが,語源的にはギリシア語のagchonēと関係があり,体を締めつけられるという意味で,狭心症angina pectorisにもとられるので注意を要する。…

※「口峡炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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