口巻き(読み)くつまき

精選版 日本国語大辞典 「口巻き」の意味・読み・例文・類語

くつ‐まき【口巻・沓巻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 矢の部分の名。矢篦(やの)先端で鏃(やじり)をさしこんだ口もとを堅く糸で巻きしめてある部分。また、その糸。あるいは、その部分を糸で巻きしめること。くちまき。
    1. [初出の実例]「矢の、十三束ふたつぶせあるに、くつまきより一束ばかりおいて」(出典:平家物語(13C前)一一)
    2. 「Cutçumaqi(クツマキ) スル」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 柱の下の方をとり巻くようにとりつけた化粧金物。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む