口次(読み)くちつぎ

精選版 日本国語大辞典 「口次」の意味・読み・例文・類語

くち‐つぎ【口次】

  1. 〘 名詞 〙 人と人との間に立って、話をとりもつこと。なかだちをすること。周旋すること。また、その人。口入れ人置(ひとおき)桂庵
    1. [初出の実例]「小判百両借(か)れば、口次(ツキ)・判代に十五両引て渡す」(出典浮世草子好色二代男(1684)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む