古今目録抄(読み)ここんもくろくしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古今目録抄」の意味・わかりやすい解説

古今目録抄
ここんもくろくしょう

聖徳太子伝私記』ともいう。種々の聖徳太子伝記から抜書きしたもの。2巻。顕真著。建長5 (1253) 年成立。鎌倉時代の太子信仰史料として知られる。影印本活字本がある。

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世界大百科事典(旧版)内の古今目録抄の言及

【聖徳太子伝私記】より

…上巻は1238年(暦仁1)ごろ,下巻もその後まもなく成立。《古今目録抄》とも呼ばれる。著者自筆の稿本が現存し,それを改編した別本も流布する。…

※「古今目録抄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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