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影印本 エイインボン

デジタル大辞泉の解説

えいいん‐ぼん【影印本】

翻刻ではなく、影印で作った本。

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大辞林 第三版の解説

えいいんぼん【影印本】

影印によって複製した本。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

影印本
えいいんぼん

原本(底本)を写真印刷によって覆製した本。景印本とも書く。もと中国の印刷用語であるが、影印本出版の流行につれて近年わが国でも一般に通用している。影印本は原本の文字の形を正確かつ大量に再製できるので、影写、覆刻よりも優れた近代的な覆製方法である。希少古書を学術研究用に覆製するために上海(シャンハイ)の商務印書館が1919年から採用し、わが国でもそのころからしだいに普及した。影印本にはコロタイプ印刷とオフセット印刷が用いられる。前者は精良な仕上がりが、後者は安価なのが特長である。しかし、近年オフセット印刷の技術が向上し、両者の間に差がなくなったので、現在ではオフセット印刷によるものが多い。[福井 保]

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