原本(底本)を写真印刷によって覆製した本。景印本とも書く。もと中国の印刷用語であるが、影印本出版の流行につれて近年わが国でも一般に通用している。影印本は原本の文字の形を正確かつ大量に再製できるので、影写、覆刻よりも優れた近代的な覆製方法である。希少古書を学術研究用に覆製するために上海(シャンハイ)の商務印書館が1919年から採用し、わが国でもそのころからしだいに普及した。影印本にはコロタイプ印刷とオフセット印刷が用いられる。前者は精良な仕上がりが、後者は安価なのが特長である。しかし、近年オフセット印刷の技術が向上し、両者の間に差がなくなったので、現在ではオフセット印刷によるものが多い。
[福井 保]
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...