古凍遺跡(読み)ふるこおりいせき

日本歴史地名大系 「古凍遺跡」の解説

古凍遺跡
ふるこおりいせき

[現在地名]東松山市古凍 下山・根岸裏・下道添

東松山台地の南東、西に都幾とき川、東に市野いちの川を望む広い沖積地の中央に大きく突出した舌状台地上に位置する。標高二五メートル。同台地上には下山しもやま遺跡・根岸裏ねぎしうら遺跡・下道添しもみちぞえ遺跡・古吉海道ふるよしかいどう遺跡など多くの遺跡が存在し、総称して古凍遺跡とよばれる。昭和五三年(一九七八)・同五四年に下山遺跡の発掘調査が実施され、住居跡三三・方形周溝墓三・古墳跡一七・大型の溝二を確認した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android