古声(読み)フルゴエ

デジタル大辞泉 「古声」の意味・読み・例文・類語

ふる‐ごえ〔‐ごゑ〕【古声】

昔のままの声。鳴き古した声。
五月待つ山郭公やまほととぎすうちはぶき今も鳴かなむこぞの―」〈古今・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「古声」の意味・読み・例文・類語

ふる‐ごえ‥ごゑ【古声】

  1. 〘 名詞 〙 昔のままの声。鳴き古した声。
    1. [初出の実例]「さ月松山郭公うちはぶき今もなかなんこぞのふるごゑ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)夏・一三七)

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