古川尻(読み)ふるかわしり

日本歴史地名大系 「古川尻」の解説

古川尻
ふるかわしり

[現在地名]函館市古川町など

銭亀沢村の枝村。汐泊しおとまり川河口近くの東岸にあった。享保十二年所附に「一 塩泊り村 古川尻」と記される。「松前随商録」によると「フルカワシリ」の出産は鮭・秋味・昆布。運上金は「上御取上」。「蝦夷日誌」(一編)には古川尻村がみえ、人家二二、三軒でみな漁者。小商人一軒。小さな船澗がある。「検考録」に「古川尻は民戸多し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 玉虫 戸口 合併

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む