精選版 日本国語大辞典 「古根」の意味・読み・例文・類語
ふる‐ね【古根】
- 〘 名詞 〙 植物の根の年を経たもの。以前からある根。
- [初出の実例]「君とはでいくよへぬらん色かへぬ竹のふるねの生ひかはるまで〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑賀・一一九四)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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