古烏帽子村(読み)ふるえぼしむら

日本歴史地名大系 「古烏帽子村」の解説

古烏帽子村
ふるえぼしむら

[現在地名]美祢市豊田前とよたまえ町古烏帽子

保々ほうほう村の南西にあり、東と南を旧美祢郡厚保あつ村と接する山間部の小村。長府藩領で豊浦郡豊田筋に属した。

麻生あそうの地が細分されて成立した村で(→麻生上村、村名は「地下上申」にみえる。近世末期の長府藩御領内図には、村高一三〇石とあり、長府藩士の知行地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android