古開作村(読み)こがいさくむら

日本歴史地名大系 「古開作村」の解説

古開作村
こがいさくむら

[現在地名]柳井市大字古開作

南東に流れる柳井川と、その南を東流する土穂石つつぼいし川の間に開かれた低地の村。岩国藩領柳井組に属した。

寛文元年(一六六一)から四年までかかって柳井村南西に開拓された地。面積は一五〇町歩で、同八年吉川家作成の地図に「新開」とみえる。古開作の地について「玖珂郡志」は「古開作。樋三ツ、長八間半。八丁土手ノ間三百三十八間。土穂石ヨリ土手ノ西角迄、堀川ノ方六百二十七間、川内ノ土手也。海ノ手西角ヨリ東角迄六百八拾二間。向開作土手ニて東角迄、東開作土手長サ同前。東角ヨリ築留迄八十三間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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