古馴染(読み)ふるなじみ

精選版 日本国語大辞典 「古馴染」の意味・読み・例文・類語

ふる‐なじみ【古馴染】

〘名〙
① 古くからなじみであること。昔から懇意にしていること。また、その人、物、場所など。昔なじみ。
泥人形(1911)〈正宗白鳥〉七「一年も顔を見せなかった古馴染が、〈略〉訪ねて来た」
② かつて親しくしていたこと。また、その人。昔なじみ。
※プラトニック・ラヴ(1926)〈志賀直哉〉「さういふ場所で主人公が古馴染の吉原芸者に会ふ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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