句移(読み)くうつり

精選版 日本国語大辞典 「句移」の意味・読み・例文・類語

く‐うつり【句移】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 謡曲で、前の句からあとの句への音曲上の移り方。
    1. [初出の実例]「句うつりとは、七五七五のこわがかりのつづく聞風也」(出典:曲附次第(1423頃))
  3. 連歌で、前の句を受けてあとの句へ移る移り方。
    1. [初出の実例]「句ざま、句うつり、よろしきにや」(出典:宗長連歌自註‐壬生下総守宛(1528頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む