叩っ切る(読み)たたっきる

精選版 日本国語大辞典 「叩っ切る」の意味・読み・例文・類語

たたっ‐き・る【叩切】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「たたききる(叩切)」の変化した語 ) 「切る」を強めていう。勢いよく切る。一刀のもとに切り倒す。
    1. [初出の実例]「うごきゃアがるな、たたっきるぞ」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android