只々(読み)ただただ

精選版 日本国語大辞典 「只々」の意味・読み・例文・類語

ただ‐ただ【只只・唯唯】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「ただ」を強めていう語 ) そのことに集中するさま、あるいはそのことだけにとどまるさまをいう。一途(いちず)に。ひたすらに。もっぱら。
    1. [初出の実例]「いやいや片時も国のことをば聞こしめされたきとのおんことなればただただおん供申さん」(出典:謡曲・正尊(1541頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android