叱ふ(読み)いさかう

精選版 日本国語大辞典 「叱ふ」の意味・読み・例文・類語

いさか・ういさかふ【叱】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 しかる。責める。
    1. [初出の実例]「さる間に、この女の親、けしきや見けむ、くぜち、まもり、いさかひて」(出典:平中物語(965頃)二四)
    2. 「客人の前には犬をだにもいさかふまじとこそ文にも見えたれ」(出典:十訓抄(1252)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android