各和村(読み)かくわむら

日本歴史地名大系 「各和村」の解説

各和村
かくわむら

[現在地名]掛川市各和

南流する原野谷はらのや川の流域にあり、東は富部とんべ村・岡津おかつ村、南は原川はらがわ町。南端東海道が通る。戦国期には各和郷と称されていた。客和とも記される。正保郷帳に「客和村」とみえ、田方一千一〇六石余・畑方八一石余、掛川藩領、ほかに永元寺(現曹洞宗永源寺)領一二石・本願寺領一石・院領一石・見正寺領一石がある。元禄郷帳では高一千一七四石余。国立史料館本元禄郷帳では幕府領、ほかに永源ようげん寺領・法願寺領・宝生院領・源生院領、八幡(現八幡神社)領がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android