旧遠江国の東部、静岡県の中部と西部の接点に位置し、東は
小円墳や横穴のまとまりは一つと数えて、市域には約五〇〇の遺跡がある。昭和六二年(一九八七)に東海道新幹線掛川駅ができた頃から開発に伴う調査が急増しているが、旧石器時代の遺跡はまだ見付かっていない。市域最古の資料は原野谷川沿いで採集された縄文時代草創期の槍先形石器で、早期後半には押形文土器が出土した遺跡が数ヵ所知られる。中期になると全域で遺跡数が増え、原野谷川流域の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...