合切(読み)ガッサイ

デジタル大辞泉 「合切」の意味・読み・例文・類語

がっ‐さい【合切】

何もかも。全部。残らず。多く他の語と複合して用いられる。「一切いっさい合切

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「合切」の意味・読み・例文・類語

がっ‐さい【合切】

  1. 〘 名詞 〙 なにもかも。いっさい。のこらず。「一切合切」などのように、他の語と複合して用いられることが多い。
    1. [初出の実例]「もし旦那さま。何もかもがっさいそろへて、壱分てかいました」(出典:咄本・喜美賀楽寿(1777)勘弁者)

合切の補助注記

語源については「一切」を合わせたという意から作った国産漢語「合式一切」の略などの説がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android