吉国二郎(読み)ヨシクニ ジロウ

20世紀日本人名事典 「吉国二郎」の解説

吉国 二郎
ヨシクニ ジロウ

昭和・平成期の大蔵官僚,銀行家 元・横浜銀行頭取;元・大蔵事務次官。



生年
大正8(1919)年6月11日

没年
平成9(1997)年9月5日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部法律学科〔昭和16年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔平成4年〕

経歴
昭和17年大蔵省入省。41年東京国税局長、42年証券局長、同年主税局長、44年国税庁長官、47年大蔵事務次官を歴任後、48年退官。50年横浜銀行頭取となり、61年会長、平成2年頭取兼任、同年会長、3年相談役兼名誉会長、8年相談役。この間、昭和52〜61年全国地方銀行協会長を務めた。平成4年日本レジャースポーツ振興協会会長。「法人税法講義」「法人税法」「国税徴収法精神」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉国二郎」の解説

吉国二郎 よしくに-じろう

1919-1997 昭和-平成時代の官僚,経営者
大正8年6月11日生まれ。吉国一郎の弟。昭和17年大蔵省にはいる。主税局長,国税庁長官などをへて,47年事務次官。50年横浜銀行頭取,61年会長,平成2年会長兼頭取。全国地方銀行協会会長を9年間つとめた。税理論にくわしく,「法人税法講義」などの著がある。平成9年9月5日死去。78歳。神奈川県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「吉国二郎」の解説

吉国 二郎 (よしくに じろう)

生年月日:1919年6月11日
昭和時代;平成時代の官僚;経営者。大蔵事務次官;全国地方銀行協会長
1997年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android