同期もの(読み)ドウキモノ

音楽用語ダス 「同期もの」の解説

同期もの

コンピューターシーケンサーなどのMIDI機器同士、またはMTRを特殊な同期信号によってタイミングを揃えて演奏させることを「同期シンク:sync)」という。そうしてできた音楽を“同期もの”というのだが、これは現在ではレコーディングのごく一般的なテクニック。つまり、現在の同期ものという言葉はコンピューター・ミュージックテクノポップと同じく、極力生楽器を使わず、デジタル・ビートによるシンク感を強調したエレクトリック・ポップを指すことが多い。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android