名に流る(読み)ナニナガル

デジタル大辞泉 「名に流る」の意味・読み・例文・類語

なが・る

名が世に広まる。名高くなる。
「うつろはぬ―・れたる川竹のいづれの世にか秋を知るべき」〈後撰・雑四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名に流る」の意味・読み・例文・類語

な【名】 に 流(なが)

  1. 名が世に広まる。世間にその名が広く知られる。名高い。
    1. [初出の実例]「うつろはぬなにながれたる川竹のいづれの世にか秋を知るべき〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑四・一二七二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android