名字朝臣(読み)ミョウジアソン

デジタル大辞泉 「名字朝臣」の意味・読み・例文・類語

みょうじ‐あそん〔ミヤウジ‐〕【名字臣】

四位の者について、かばね朝臣の上に名を書くこと。「親房朝臣」の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名字朝臣」の意味・読み・例文・類語

みょうじ‐あそん ミャウジ‥【名字朝臣】

〘名〙 その人の姓(かばね)の上に名を付けて書くこと、または呼ぶこと。道長朝臣や忠利宿禰の類。通常、四位の人に用いられる。なあそん。
※三内口決(1579頃)「又名字朝臣は、四位雲客之時如此候。是は人は書之。自らは不書之候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android