精選版 日本国語大辞典 「名残の空」の意味・読み・例文・類語 なごり【名残】 の 空(そら) ① なごりを惜しみながら別れる時の空。[初出の実例]「かへりつる名残の空をながむればなぐさめがたき有明の月〈藤原兼実〉」(出典:千載和歌集(1187)恋三・八三八)② 過ぎ去った一年をふり返る気持で仰ぐその年最後の空。大晦日の空。《 季語・冬 》 〔俳諧・季寄新題集(1848)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例