君ヶ峰(読み)きみがみね

日本歴史地名大系 「君ヶ峰」の解説

君ヶ峰
きみがみね

久留美くるみ庄に属した。天文二一年(一五五二)一一月、盛厳寺住持梅心真香は君ヶ峰に新廟を開いた(縷氷集)。三木合戦が大詰を迎えた天正八年(一五八〇)一月一一日、羽柴秀吉は別所吉親(賀相)が守る三木新城(君ヶ峰城)を攻め落し(別所長治記)羽柴秀長を配置している(正月一四日「羽柴秀吉書状」反町文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android