吝株(読み)しわかぶ

精選版 日本国語大辞典 「吝株」の意味・読み・例文・類語

しわ‐かぶ【吝株】

  1. 〘 名詞 〙 けちであること。また、その人。吝嗇(りんしょく)
    1. [初出の実例]「綱は少々吝株(シハカブ)にて、茶屋へも行かずぶらぶらと、素見に紛れ歩きしが」(出典黄表紙・四天王大通仕立(1782))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android