けち(読み)ケチ

デジタル大辞泉の解説

けち

[名・形動]
(「吝嗇」とも書く)むやみに金品を惜しむこと。また、そういう人や、そのさま。吝嗇(りんしょく)。「何事につけてもけちな男だ」
粗末なこと。価値がないこと。また、そのさま。貧弱。「けちな賞品をもらった」
気持ちや考えが卑しいこと。心が狭いこと。また、そのさま。「けちな振る舞いをするな」「けちな料簡」「けちな根性」
縁起の悪いこと。不吉なこと。また、難癖(なんくせ)。
景気が悪いこと。また、そのさま。不景気。
「あんまり―な此の時節」〈浄・矢口渡
[派生]けちさ[名]

りん‐しょく【××嗇】

[名・形動]ひどく物惜しみをすること。また、そのさま。けち。「吝嗇

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大辞林 第三版の解説

りんしょく【吝嗇】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
ひどく物惜しみする・こと(さま)。けち。 「 -家」 「酔はざる時には-なる新右衛門/いさなとり 露伴

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精選版 日本国語大辞典の解説

りん‐しょく【吝嗇】

〘名〙 (形動) 物惜しみをすること。しわいこと。また、そのさま。けち。〔文明本節用集(室町中)〕
仮名草子・智恵鑑(1660)一「(リンショク)といへるはつかふべき事にも財をおしみ、たくはへつまん事のみを願ひて、しはき事なり」 〔魏志‐曹洪伝〕

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