否否三杯(読み)イヤイヤサンバイ

デジタル大辞泉 「否否三杯」の意味・読み・例文・類語

否否いやいや三杯さんばい

口では辞退して、勧められるままに何杯も飲むこと。遠慮口先ばかりなこと。「いやいや三杯十三杯」「いやいや三杯、げ遁げ五杯」などともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「否否三杯」の意味・読み・例文・類語

いやいや【否否】=三杯(さんばい)[=十三杯(じゅうさんばい)

  1. 盃を受けるときなどに、口では「いやいや」と辞退するようでいながら、勧められるままに何ばいもつづけて飲むこと。口先では遠慮するようでいながら、実際は厚かましいことにたとえてもいう。いやいや三杯遁(に)げ遁げ五杯。〔譬喩尽(1786)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む