吸着水(読み)きゅうちゃくすい

精選版 日本国語大辞典 「吸着水」の意味・読み・例文・類語

きゅうちゃく‐すいキフチャク‥【吸着水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物質中に吸着して含まれる水分
  3. けつごうすい(結合水)
  4. 土壌で、土粒子の周囲に薄く吸着している水分。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の吸着水の言及

【地下水】より

…地中にあって大気圧以上の圧力をもち,井戸やトンネルの中へ,あるいは泉となって地表へ自然にしみ出すことのできる水を地下水という。陸水のうち河川や湖沼などの地表水に対し,地下に分布する水をさすが,普通は地下深所のマグマに由来する処女水と,土粒子の表面をおおっている吸着水や,粒子の間に不飽和の状態で存在する毛管水,さらに重力に従って深部に下って行く重力水などの土壌水は区別する。土壌水は大気圧以上の圧力をもっていない。…

※「吸着水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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