吸着水(読み)きゅうちゃくすい

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最新 地学事典 「吸着水」の解説

きゅうちゃくすい
吸着水

adsorptive water

結合水なかで,特に土粒子荷電によってつくられる電場の力やファン・デル・ワールス力で土粒子の表面に吸着している水分。吸着水は吸湿水分と付着水分とに分けられる。吸湿水分は空気中から土壌の吸湿性によって土粒子表面に吸着される水で,pF7以上に相当する強結合水である。付着水分は吸湿水分の外側に付着して外側の自由水と連続的な弱結合水である。

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参照項目:結合水

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の吸着水の言及

【地下水】より

…地中にあって大気圧以上の圧力をもち,井戸やトンネルの中へ,あるいは泉となって地表へ自然にしみ出すことのできる水を地下水という。陸水のうち河川や湖沼などの地表水に対し,地下に分布する水をさすが,普通は地下深所のマグマに由来する処女水と,土粒子の表面をおおっている吸着水や,粒子の間に不飽和の状態で存在する毛管水,さらに重力に従って深部に下って行く重力水などの土壌水は区別する。土壌水は大気圧以上の圧力をもっていない。…

※「吸着水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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