吹き交ず(読み)ふきまず

精選版 日本国語大辞典 「吹き交ず」の意味・読み・例文・類語

ふき‐ま・ず【吹交】

  1. 〘 他動詞 ザ下二段活用 〙 風が吹いて、物をいっしょにしてしまう。風が雨、雪などを伴って吹く。
    1. [初出の実例]「木の間より露ふきませて散花は風そばへするみぞれなりける〈源仲正〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)雪)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む