呉手(読み)くれて

精選版 日本国語大辞典 「呉手」の意味・読み・例文・類語

くれ‐て【呉手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物をくれる人。
    1. [初出の実例]「いやと申せば物しらずになって、ときのくれても御ざあるまひとぞんじ」(出典:虎明本狂言・泣尼(室町末‐近世初))
  3. ( 動詞の連用形に「てくれて」の形で付いて ) その事をしてくれる人。
    1. [初出の実例]「誰も宿へ知らせてくれてが有るまい」(出典:虎寛本狂言・文山立(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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