周知冊(読み)しゅうちさつ(その他表記)Zhou-zhi-ce; Chou-chih-ts`ê

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「周知冊」の意味・わかりやすい解説

周知冊
しゅうちさつ
Zhou-zhi-ce; Chou-chih-ts`ê

周知板冊,周知文冊ともいう。中国,明の僧籍簿洪武5 (1372) 年に制定され,度牒を給付した僧名を列記して天下寺院に頒布し,僧の真偽を調査し国家統制を行なったもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android