真偽(読み)シンギ

精選版 日本国語大辞典 「真偽」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぎ【真偽】

  1. 〘 名詞 〙 ほんとうのことといつわりのこと。ほんものとにせもの。
    1. [初出の実例]「必須其真偽其虚実」(出典経国集(827)二〇・白猪広成対策文)
    2. 「讒者(ざんしゃ)の真偽(シンギ)に事を寄せて」(出典:太平記(14C後)二七)
    3. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「真偽」の読み・字形・画数・意味

【真偽】しんぎ

真実と虚偽。晋・欧陽建〔臨終詩〕眞僞は事に因りて顯(あら)はる 人豫(あらかじ)めし 窮、定り 慷(かうがい)して復(ま)た何ぞかん

字通「真」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android