周鶴芝(読み)しゅう かくし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「周鶴芝」の解説

周鶴芝 しゅう-かくし

?-? 明(みん)(中国)の武将
明の滅亡後,明王族の唐王につかえ,水軍都督となる。明の復興をはかり,正保(しょうほ)2年(1645)と4年に日本に援兵をもとめたが,実現しなかった。のち清(しん)軍に敗れ,日本にのがれたという。黄宗羲日本乞師(きっし)記」にしるされた周崔芝(さいし)と同一人ともいわれる。福清県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android