精選版 日本国語大辞典 「味立」の意味・読み・例文・類語
あじ‐だてあぢ‥【味立】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 味があること。いきなさま。
- [初出の実例]「御ねん比のうへに、御あちたてにかへされ候へく候」(出典:伊達家文書‐(天正一六年)(1588)七月六日・保春院(政宗母最上氏)侍女小大納言消息)
- 「ちゑもげいのうもびなんも心のあぢだてなるも、みなけいせいのやきくさのたねとなりて」(出典:評判記・難波物語(1655))
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...